つぶやき+α その⑥ 新年度の目標
こんにちは、みなさん。Neurolinguaです。さて、本日は前回からの続きとして、語学学習方法についてお話をさせていただければと思います。
B)目標設定勉強
に関してなのですが、前回の内容は
学習をしようと決めた語学勉強のペースメーカー
を、やみくも勉強と称して紹介しましたね。
しかしながら、どんなことでも、ただひたすらにやり続けることは限界があるように思います。
勉強をひたすら行っていても、
独学では特に、自分の語学力が一体どの位置づけにあるのかは、気になってくる
ところではないでしょうか?
そこで、皆さんにお勧めしたいのが検定試験などへの挑戦です。
具体的な目標を持てばそこから逆算して、学習の段取りを行うことも可能ではないでしょうか?
つまり、
A)やみくも継続 と B)目標設定 の両輪を軸にして勉強を進めていくのです。
つぶやき+α その⑤ 新年度の目標
こんばんは。Neurolinguaです。
前回に引き続いた内容です。
A)やみくも継続勉強法
繰り返しますが、
毎日、学習したい語学に触れる環境を作ることが大切です。
個人的には、何かをしようと思ったら実際にお金を使った投資をすることがいいのではないかと考えていますが、あまりお金をかけずに成果を出したい、という人もいると思います。
・無料で学習をしたい方にはやはり、
アプリ
You tube
学びたい語学を母国語として話している国の、ラジオ放送や新聞サイト
が有効でしょう。
とくに、アプリのクイズ形式では、通勤もしくは通学の待ち合いの時間を用いて、10分程度でペースメーカーとして利用することも可能です。
ラジオ放送で耳を慣らすことも有用でしょうし、その際にシャドーウィングを行うこともできます。
新聞サイトでは、始めは意味が分からなくても、素読方法で目を慣らすことも大切だと思います。
そうして、毎日、
語学の日課をこなしていないと何となく、寝られない
といった、境地にまで達すれば、まずはペースメーカーとしては十分に機能すると思います。
私の個人的な話ですが、NHKラジオを聞いていた時は、
毎日その日のラジオ番組を聞いてからではないと、寝床に着くのが気持ち悪い
といった調子になっていました。
つぶやき+α その④ 新年度の目標
皆さんおはようございます。Neurolinguaです。
さて、今回は前回に引き続いて語学勉強の方法に関してお話をさせていただければと思います。
前回の最後にお話しした、勉強の2種類法について、です。
A) やみくも継続方法
と名付けましたが、それは結局、ひたすらに継続することを指しています。
もちろん、
継続なくして語学を上達させることなんてできないのは、
いまさら言うまでもないと思います。
ある学生が勤勉かどうかを確かめる方法に、その学生が修めている語学の成績を確かめれば分かる、というお話を耳にしたことがあるかもしれません。
それは、とどのつまり、コツコツ勉強する必要がある科目(そんなの、どの科目でも同じだよ、というご意見には目をつぶってください)で、きちんとして点数をとれている学生は、勉学に対する姿勢がおそらく、真面目だと推察されるわけです。
なので、ただ
ひたすらに継続する
に尽きるのです。
しかし、やみくもに継続することが大変なのは言うまでもありません。
私がこの、「やみくも継続方法」で言いたいことは、そういうことではなく、
学習におけるペースメーカーをまずは決める、という事です。
つまり、日課として勉強をする課題を見つけるのです。
例えば、これは私が大学1年生の頃に第2外国語の指導教官が話していた事です。
「新しい外国語学習を始めるときは必ずNHKの語学講座から始める」
NHKラジオであれば、メジャー語学はほとんど毎日平日はその語学に触れることが出来ます。1講座はだいたい、15分くらい。
講座の種類によっては、月・火・水が初級、木・金が応用の内容を放送していることもあり、始めたばかりの方には少し難しい内容かもしれませんが、
漢文の素読
門前の小僧
と同じ心境になって、
「まずは、毎日触れる」
という習慣を身に着けるのです。
理想は、復習の時間も十分取れればよいと思うのですが、できなかったとしても食らいついていくことがまずは大事です。
(やみくも継続方法 解説続く)
つぶやき+α その③ 新年度の目標
こんにちは。Neurolinguaです。
今日はここ何回か継続して記載していた、イタリア留学紀からではなく、つぶやきの内容に関して記載していこうと思います。
今年度の新目標ですが、
スペイン語学習を始める
事にしたのは、前回記載の通りです。
後々、語学勉強継続のモチベーションにも記載していこうと思いますが、ここでも少し、語学の勉強方法に関して皆さんに情報発信できればと思います。
もちろん、私が語学のプロではないので、私の体験記は主に
①英語以外の第2外国語を独学で学びたい
②ある程度第2外国語の勉強がすすんでおり、それに近い外国語へと独学で学習範囲を広げたい
といった方には有用だと思います。
しかしながら、
語学のプロの方にとっては、素人が持論を展開しているに過ぎない
と写ってしまうかもしれません。
ですので、独学で勉強をしようと思っている①や②の方を想定してお話を進めさせていただきます。
つぶやき+αで語っていく、新しい語学に対する挑戦は主に②の内容に相当します。
(①に相当する内容に関しては、私の場合、イタリア語となりますので、こちらは語学継続のモチベーションの中でお話をさせて頂こうと思います!)
さて、スペイン語(に限らず語学)の勉強ですが、下記の2つの方法で行っています。
A)やみくも継続勉強
B)目標設定勉強
次回はその「やみくも継続勉強」や「目標設定勉強」についてお話をさせていただければと思います。
多言語学習をするようになったきっかけ(第2外国語との出会い⑥ イタリアとの出会い編)
こんにちは皆さん。 Neurolinguaです。
今日は、かなり冷え込んでおりますが、風邪などひかれてはおりませんか?
さて、前回の続きです。
小規模ながら、国際会議に招待していただいた時の事です。
そこには、国内の脳神経外科が数人と海外の教授達(イタリア、ロシア、エジプトを含め数か国)が集まっておりました。
それぞれ、手持ちのネタで10分前後の発表をされてから懇親会へと行くこととなりました。
もちろん、発表を聞きながら、どの先生がイタリア人かチェックしていたことは言うまでもありません!
懇親会会場に着いたものの、学生と言えば自分独り。。。
しかも、学会に招待してくださった教授は、他の先生方と談話されており忙しい様子。。。
イタリア人の先生に紹介して頂けると勝手に勘違いしていた自分はすっかり困ってしまいました。
懇親会の時間は刻一刻と過ぎていきます。。。
もちろん、一人でいる一介の学生に興味を示して、教授から話かけてくれるなんてことはありません。
このまま、懇親会が終了してしまい、イタリア人教授との知り合えないまませっかくの機会を逃してしまっては、何の為にこの場所に来たのか!!
何とか自分を奮い立たせ、イタリア人の教授に話しかけました。
(どんぶらこっこと流れて来る桃を掴み取るか、過ぎ去るのを見守るだけか。)
たどたどしいイタリア語ではありましたが、何とか
自分がイタリアに行きたい、先生の所を訪ねてもよいか
という事は理解していただいたようで、メイルアドレスが載っている名刺を頂くことが出来たのです。
それから、すぐにメールを入れて再度、
先生の所に行かせていただくのでよろしくお願いします。
と念押しをいれたのです。
イタリア人教授からも、すぐに「日本の教授の紹介状を持って、来て下さい。」
とお返事を頂いたのです。
(ここでようやく、出発の時に繋がるわけですが。。。)
そして、
海外へ出ていくための日本国民としてのパスポートと、留学をするための学術パスポート(教授の紹介状)をもった23歳は、イタリアへと出発することが出来たのです。
多言語学習をするようになったきっかけ(第2外国語との出会い⑤ イタリアとの出会い編)
こんにちは。Neurolinguaです。
お花見シーズンですが、皆さんは今年の桜はもう堪能されましたでしょうか?
さて、前回は、イタリア語サークルに参加したお話までしました。
今日は、実際にイタリアに行った時のお話です。
私がイタリアで数か月を過ごした場所は、
Verona
という場所です。
行ったことある方、知っている方などもいらっしゃるとは思いますが、簡単な紹介だけ。
Veneziaと同じ、Veneto州の町です。
Arena 劇場や、ロミオとジュリエットで有名な街
といえば、ピンとくる方もいらっしゃるかもしれませんね。
さて、そもそも、漠然と楽しそうな国イタリアというイメージだけで、現地に行こうと思ったわけですが、実際に出発し現地へと向かう時には、しっかりと「留学する」という目的に変わっていました。
出発した際は23歳、当時は医学部の4回生を終わったばかりの頃です。
何となく行こうと、漠然と考えていたときから、留学というはっきりとした目的を持つようになったきっかけがありました。
それは、ある日、脳神経外科の(今はすでに退官された)教授の講義を聴いている時の事でした。
世界的にも有名な教授が、世界各国の脳神経外科医達と撮影した写真が、スライドの1枚に載せられていたのです。
今から思うと、大胆な事をしたものだと思いますが、講義後に早速その教授にメールをして、留学先を紹介して頂けるかお願いしたのです。
返事はその日のうちにもらうことが出来、
「イタリアの主だった教授達はほとんどが友人です。来月、大阪で小規模な国際ミーティングを行いますが、そこにもイタリア人の先生が来る予定になっているので紹介しましょう。」
と、言っていただいたのです。
(次回、イタリア人教授との出会いへと続く・・・)
語学継続のモチベーションについて⑤
こんにちは。Neurolinguaです。
最近は、語学継続のモチベーションに関してのスレッドを連続で書いています。
これまでの要点をまとめると、
①母国語である日本語も完全ではないがコミュニケーションは成り立つ
②多言語(似通った語族に分離される場合につきますが)を話す人の感覚は、日本語の方言を話す感覚に似ているに違いない
の2点です。
さて本日は、
語学が出来ないと言われがちな日本人(勝手な個人的な印象だったらごめんなさい)に対しての考え方
について少し違った角度から見て行こうと思います。
話すという事に関してだけではなく、実は
書くことに対しても日本人は、冠詞や前置詞の使い方や、自然な表現といったところで完全でないと思われがちという印象を持っています。
例えば、英語論文を作成し、国際誌に応募する時も、事前にnative checkを受けているのにも拘らず、英文校正の手直しを指示されたりします。
そのため、英文校正をお願いした業者に再度確認をお願いしたり、証明書を発行してもらわないといけなかったり、一手間かかるときも多々あります。
脱線しました。。。
話を戻して、何が言いたいかというと、
語学に関しては決して得意ではないと認識されている(disadvantage)日本人ですが
それこそが逆に、advantageに成り得る
という事です。
例えば、皆さんも、多言語習得を決心され、数か国の言語を話すことが出来るようになったとしましょう。ヨーロッパに行かれて、
「自分は、英語、フランス語、スペイン語・・・が話せます」
といった状態になった時、
それはまさしく、
ヨーロッパホワイトカラーの人達と同じ土俵に上がることが出来た、
と言ってもいいかもしれません。
しかし、ここでよく考えてみてください。
それは本当に、
単純に土俵へと上がっただけなのでしょうか?
何か忘れていませんか?
そうです!
皆さんは日本語もできるんです(もちろん、日本語ではなくても他の母国語でも同じことが言えるかと思います)!!
日本語を勉強しているヨーロッパの人もいるので、一概には言えないことは重々承知ですが、
多言語習得がある程度進んだ段階で、
私たちにはすでに+1(日本語)のアドバンテージがあるのです。
なので、私たち日本人が語学下手なんてことは気にする必要はないのです。
語学継続のモチベーションについて④
おはようございます。Neurolinguaです。
前回は、
母国語である日本語に対する考え方を変えることで
外国語で話すことに対する抵抗を低くする
ことをお伝えできたのではないかと考えています。(うまく伝わっていなかったらもごめんなさい。言いたかったのは、上太文字の2文なんです!。)
今日は、多言語を話す人に対して、自分が行った認識改革についてお話をさせていただきます。
私が、イタリアでの短い滞在期間や、日本に戻ってきて語学勉強を継続する時に知り合った人たちの中には、やはり多言語を話す人たちが少なからずいました。
自己紹介の時に、
「名前は・・・です。」の後に続く、
「私はイタリア語と英語、それにスペイン語を話します。後、留学先がフランスだから今はフランス語を勉強してます。」
のセリフに毎回驚いていました。(その時はイタリア語はおろか、英語ですらまともに話せなかったのです。。お恥ずかしいですが。)
私の感覚では、
ヨーロッパ(大陸の方)において、ホワイトカラーの人は
「母国語+英語+1,2カ国語」がスタンダード
ルーマニア出身の病理医のかたは7カ国語を話すと言ってました。
勿論、そのスキルだけで職業に就くこともできるでしょうが、あくまで彼らはそれを仕事上のツールにしている。(日本でもそうだとは思うんですが。。。)
学生の時の自分にとっては、非常にショックでした。
勿論、いい意味でのショックです。
しかし、語学の勉強を続けていくにしたがって、
新しくヨーロッパ言語を習得する際に全くのゼロから毎回始める必要がない
事に気づきました。
たとえばイタリア語、フランス語、スペイン語、ポルトガル語が似ているという事は、みなさんも聞かれたことがあるのではないでしょうか?
イタリアにいたころに知り合った日本人の方がお話されたことで、一つなるほど、と思ったことがあります。
「彼らヨーロッパの人が語学勉強で有利なのは、
言語が似通っているから、勉強してなくても、見たら何となく理解ができる
らしい。」
彼らにとっては、似通った語学を勉強することは方言を学ぶのに近いのではないでしょうか?
そこから、自分の中では似通った多言語を話す人というのは、例えて言うならば
「鹿児島県出身の人が東北弁を話す」感覚に近い存在
だと思うようになりました。