多言語学習者のつぶやき+α

独学による多言語学習の体験記と、ときどき本職の医療関係の話ものせてます!

語学継続のモチベーションについて④

おはようございます。Neurolinguaです。

前回は、

母国語である日本語に対する考え方を変えることで

外国語で話すことに対する抵抗を低くする

ことをお伝えできたのではないかと考えています。(うまく伝わっていなかったらもごめんなさい。言いたかったのは、上太文字の2文なんです!。)

今日は、多言語を話す人に対して、自分が行った認識改革についてお話をさせていただきます。

私が、イタリアでの短い滞在期間や、日本に戻ってきて語学勉強を継続する時に知り合った人たちの中には、やはり多言語を話す人たちが少なからずいました。

自己紹介の時に、

「名前は・・・です。」の後に続く、

「私はイタリア語と英語、それにスペイン語を話します。後、留学先がフランスだから今はフランス語を勉強してます。」

のセリフに毎回驚いていました。(その時はイタリア語はおろか、英語ですらまともに話せなかったのです。。お恥ずかしいですが。)

私の感覚では、

ヨーロッパ(大陸の方)において、ホワイトカラーの人は

「母国語+英語+1,2カ国語」がスタンダード

ルーマニア出身の病理医のかたは7カ国語を話すと言ってました。

勿論、そのスキルだけで職業に就くこともできるでしょうが、あくまで彼らはそれを仕事上のツールにしている。(日本でもそうだとは思うんですが。。。)

学生の時の自分にとっては、非常にショックでした。

勿論、いい意味でのショックです。

しかし、語学の勉強を続けていくにしたがって、

新しくヨーロッパ言語を習得する際に全くのゼロから毎回始める必要がない

事に気づきました。

たとえばイタリア語、フランス語、スペイン語ポルトガル語が似ているという事は、みなさんも聞かれたことがあるのではないでしょうか?

イタリアにいたころに知り合った日本人の方がお話されたことで、一つなるほど、と思ったことがあります。

「彼らヨーロッパの人が語学勉強で有利なのは、

言語が似通っているから、勉強してなくても、見たら何となく理解ができる

らしい。」

彼らにとっては、似通った語学を勉強することは方言を学ぶのに近いのではないでしょうか?

そこから、自分の中では似通った多言語を話す人というのは、例えて言うならば

「鹿児島県出身の人が東北弁を話す」感覚に近い存在

だと思うようになりました。