多言語学習をするようになったきっかけ(第2外国語との出会い⑥ イタリアとの出会い編)
こんにちは皆さん。 Neurolinguaです。
今日は、かなり冷え込んでおりますが、風邪などひかれてはおりませんか?
さて、前回の続きです。
小規模ながら、国際会議に招待していただいた時の事です。
そこには、国内の脳神経外科が数人と海外の教授達(イタリア、ロシア、エジプトを含め数か国)が集まっておりました。
それぞれ、手持ちのネタで10分前後の発表をされてから懇親会へと行くこととなりました。
もちろん、発表を聞きながら、どの先生がイタリア人かチェックしていたことは言うまでもありません!
懇親会会場に着いたものの、学生と言えば自分独り。。。
しかも、学会に招待してくださった教授は、他の先生方と談話されており忙しい様子。。。
イタリア人の先生に紹介して頂けると勝手に勘違いしていた自分はすっかり困ってしまいました。
懇親会の時間は刻一刻と過ぎていきます。。。
もちろん、一人でいる一介の学生に興味を示して、教授から話かけてくれるなんてことはありません。
このまま、懇親会が終了してしまい、イタリア人教授との知り合えないまませっかくの機会を逃してしまっては、何の為にこの場所に来たのか!!
何とか自分を奮い立たせ、イタリア人の教授に話しかけました。
(どんぶらこっこと流れて来る桃を掴み取るか、過ぎ去るのを見守るだけか。)
たどたどしいイタリア語ではありましたが、何とか
自分がイタリアに行きたい、先生の所を訪ねてもよいか
という事は理解していただいたようで、メイルアドレスが載っている名刺を頂くことが出来たのです。
それから、すぐにメールを入れて再度、
先生の所に行かせていただくのでよろしくお願いします。
と念押しをいれたのです。
イタリア人教授からも、すぐに「日本の教授の紹介状を持って、来て下さい。」
とお返事を頂いたのです。
(ここでようやく、出発の時に繋がるわけですが。。。)
そして、
海外へ出ていくための日本国民としてのパスポートと、留学をするための学術パスポート(教授の紹介状)をもった23歳は、イタリアへと出発することが出来たのです。